「怪我が治るまでは我慢」と心に決めたはいいが、さすがに「じゃ、他に何するの？」なこの土地でサーフせずに過ごすというのは拷問に近い。
3日経って痛みも減ったし、旅も残り4日だし、何よりも目の前で極上の波が割れてるし、って事でサーフする事にしました。
もちろん、壊れかけのおひざちゃんはテーピングでガッチガチにして。

「復活初日はやった事のないポイントで！」と欲かいて往復300キロの距離を爆走したが、ウネリの方向や風が合わず、どこも今イチ。
しょっちゅう牛やヤギにペースを乱されながらの観光ドライブをしただけで、結局ノーサーフ。
グッタリして宿に到着し、波も見ず、大して期待もせずにポイントに向かうと、そこには今回のトリップ中のベストと言える波！&人数はたったの3人！
「最初からここでやっときゃ良かった」ってヤツです。

膝も、痛みはあるけど、テーピングのおかげでなんとか大丈夫。
「湘南なら年に何本？」ぐらいな波をお腹いっぱい頂きました。

当然のごとく、夜は屋台のナシ・チャンプルと昼の波を肴にビンタンをグビグビ〜！
最高な一日になりました。

(ちなみにバンダアチェは敬虔なイスラム教徒の土地なのでお酒は御法度。買えるお店も数件しかない上に、買う時には「スペシャルコカコーラ」なる隠語で頼まなくちゃいけないんです。「ビールください！」って言っちゃうと、店内の他のお客にバレちゃうから。
中身がわからないように真っ黒なビニールでぐるぐる巻きにされて出てきて、それをコソコソと車に積み込むという、買い物と言うよりはヤバいモノの取り引きなんです)